4.9 テストグループの実行

2つめ以降のテスト・ケースについても、1つめと同じ手順でテストディレクトリーの作成後、テスト説明ファイルとテストコマンドファイル、テスト想定ファイルを作成します。

ここでは、先に作成したsort_001も含めて、次のようなディレクトリーとファイルを作成します。こうしたディレクトリーやファイルはAutotest.mkのsample/sort/test以下にあります。

テストグループディレクトリーでは、makeまたはmake checkで複数のテストをまとめて実行できます。

$ cd ~/sort/test
$ make
test:        5 / 5 tests passed. Details in /home/foo/sort/test/TEST.log
test: All tests are succeded.

表示されるのは、次の項目です。

バグを含むsort関数の場合

バグを含むsort関数を準備してテストグループを実行した場合、次のように表示されます。失敗したテストがあることをあらわしています。

$ cd ~/sort/test
$ make
test: 1 / 5 tests passed. Details in /home/foo/sort/test/TEST.log