@code{IN}命令は,あらかじめ割り当てた入力装置から,1レコードの文字データを読み込む。
-入力領域は,256語長の作業域のラベルであり,この領域の先頭から,1文字を1語に対応させて順次入力される。レコードの区切り符号(キーボ-ド入力の復帰符号など)は,格納しない。格納の形式は,DC命令の文字定数と同じである。入力データが256文字に満たない場合, 入力領域の残りの部分は実行前のデータを保持する。入力データが256文字を超える場合, 以降の文字は無視される。
+入力領域は,256語長の作業域のラベルであり,この領域の先頭から,1文字を1語に対応させて順次入力される。レコードの区切り符号(キーボ-ド入力の復帰符号など)は,格納しない。格納の形式は,@code{DC}命令の文字定数と同じである。入力データが256文字に満たない場合, 入力領域の残りの部分は実行前のデータを保持する。入力データが256文字を超える場合, 以降の文字は無視される。
入力文字長領域は,1語長の領域のラベルであり,入力された文字の長さ(@geq{} 0)が2進数で格納される。ファイルの終わり(end of file)を検出した場合は,-1が格納される。
@item @* @image{img/2_4-04,5cm,,,.svg} @*
-@code{RPOP}命令は,スタックの内容を順次取り出し,@code{GR7},@code{GR6},…,@code{GR1}の順で@code{GR}に格納する。`
+@code{RPOP}命令は,スタックの内容を順次取り出し,@code{GR7},@code{GR6},…,@code{GR1}の順で@code{GR}に格納する。
@end enumerate
@section 機械語命令
; 処理 ; GR1 中の'1'のビットの個数を求める
; 出力 ; GR0:GR1 中の'1'のビットの個数
PUSH 0,GR1 ;
- PUSH 0,GR2 ; Count = 0
- SUBA GR2,GR2 ; 全部のビットが'0'?
- AND GR1,GR1 ; 全部のビットが'0'なら終了
- JZE RETURN ; Count = Count + 1
-MORE LAD GR2,1,GR2 ; 最下位の'1'のビット 1 個を
- LAD GR0,-1,GR1 ; '0'に変える
- AND GR1,GR0 ; '1'のビットが残っていれば繰返し
- JNZ MORE ; GR0 = Count
-RETURN LD GR0,GR2 ;
+ PUSH 0,GR2 ;
+ SUBA GR2,GR2 ; Count = 0
+ AND GR1,GR1 ; 全部のビットが'0'?
+ JZE RETURN ; 全部のビットが'0'なら終了
+MORE LAD GR2,1,GR2 ; Count = Count + 1
+ LAD GR0,-1,GR1 ; 最下位の'1'のビット 1 個を
+ AND GR1,GR0 ; '0'に変える
+ JNZ MORE ; '1'のビットが残っていれば繰返し
+RETURN LD GR0,GR2 ; GR0 = Count
POP GR2 ;
POP GR1 ;
RET ; 呼出しプログラムへ戻る