テスト用ドキュメントの修正
authorj8takagi <j8takagi@nifty.com>
Wed, 27 Nov 2013 02:56:20 +0000 (11:56 +0900)
committerj8takagi <j8takagi@nifty.com>
Wed, 27 Nov 2013 02:56:20 +0000 (11:56 +0900)
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index 8eddd69..b37b8ae 100644 (file)
@@ -1,3 +1,4 @@
+
        ……ある\ruby{牛飼}{うしか}いがものがたる
 
 \input{daiichi.tex}
@@ -6,4 +7,4 @@
 
 \input{daigo.tex}
 
-\input{aozora.tex}
+
index d794c4e..63ac0bc 100644 (file)
@@ -1,4 +1,4 @@
-\endnote{3字下げ}第五日曜\endnote{「第五日曜」は中見出し}
+\section*{第五日曜}
  
  オツベルかね、そのオツベルは、おれも云おうとしてたんだが、居なくなったよ。
  まあ落ちついてききたまえ。前にはなしたあの象を、オツベルはすこしひどくし過ぎた。しかたがだんだんひどくなったから、象がなかなか笑わなくなった。時には赤い\ruby{竜}{りゅう}の眼をして、じっとこんなにオツベルを見おろすようになってきた。
index b29cd83..b19b1f5 100644 (file)
@@ -1,5 +1,5 @@
  
-\endnote{3字下げ}第一日曜\endnote{「第一日曜」は中見出し}
+\section*{第一日曜}
  
  オツベルときたら大したもんだ。\Ruby{稲扱}{いねこき}器械の六台も\ruby{据}{す}えつけて、のんのんのんのんのんのんと、大そろしない音をたててやっている。
  十六人の\ruby{百姓}{ひゃくしょう}どもが、顔をまるっきりまっ赤にして足で\ruby{踏}{ふ}んで器械をまわし、小山のように積まれた稲を片っぱしから\ruby{扱}{こ}いて行く。\ruby{藁}{わら}はどんどんうしろの方へ投げられて、また新らしい山になる。そこらは、\ruby{籾}{もみ}や藁から\ruby{発}{た}ったこまかな\ruby{塵}{ちり}で、変にぼうっと黄いろになり、まるで\ruby{沙漠}{さばく}のけむりのようだ。
index 494a174..4da3b4d 100644 (file)
@@ -1,4 +1,4 @@
-\endnote{3字下げ}第二日曜\endnote{「第二日曜」は中見出し}
+\section*{第二日曜}
  
  オツベルときたら大したもんだ。それにこの前稲扱小屋で、うまく自分のものにした、象もじっさい大したもんだ。力も二十馬力もある。第一みかけがまっ白で、\ruby{牙}{きば}はぜんたいきれいな\ruby{象牙}{ぞうげ}でできている。皮も全体、立派で\ruby{丈夫}{じょうぶ}な象皮なのだ。そしてずいぶんはたらくもんだ。けれどもそんなに\ruby{稼}{かせ}ぐのも、やっぱり主人が\ruby{偉}{えら}いのだ。
 「おい、お前は時計は\ruby{要}{い}らないか。」丸太で建てたその象小屋の前に来て、オツベルは琥珀のパイプをくわえ、顔をしかめて斯う\ruby{訊}{き}いた。
index e2994b2..fd9a6fd 100644 (file)
@@ -5,4 +5,29 @@
 \begin{document}
 \maketitle
 \input{body.tex}
+
+\theendnotes
+\begin{teihon}
+\clearpage\thispagestyle{empty}
+\begin{minipage}<y>[t]{\textheight}
+\vspace{0.5\baselineskip}
+\scriptsize
+底本:「新編 銀河鉄道の夜」新潮文庫、新潮社
+   1989(平成元)年6月15日発行
+底本の親本:「新修宮沢賢治全集 第十三巻」筑摩書房
+   1980(昭和55)年3月
+※「〔一字不明〕」は、底本編集時の注記です。
+入力:r.sawai
+校正:篠宮康彰
+1999年2月6日公開
+2011年2月14日修正
+青空文庫作成ファイル:
+このファイルは、インターネットの図書館、青空文庫(http://www.aozora.gr.jp)で作られました。入力、校正、制作にあたったのは、ボランティアの皆さんです。
+
+\vspace{0.5\baselineskip}
+お断り:このPDFファイルは、青空パッケージ(http://psitau.kitunebi.com/aozora.html)を使って自動的に作成されたものです。従って、著作の底本通りではなく、制作者は、WYSIWYG(見たとおりの形)を保証するものではありません。不具合は、http://www.aozora.jp/blog2/2008/06/16/62.html\ までコメントの形で、ご報告ください。
+
+
+\end{minipage}
+\end{teihon}
 \end{document}