as/exam_fe/2011_10/Q12/Q12.txt

   1 https://www.jitec.ipa.go.jp/1_04hanni_sukiru/mondai_kaitou_2011h23_2/2011h23a_fe_pm_qs.pdf P.56 - P.59
   2 次のアセンブラプログラムの説明及びプログラムを読んで，設問1，2に答えよ。
   3
   4 〔プログラム1の説明〕
   5
   6 除算を行う副プログラム DIV である。
   7
   8 (1) DIV は表１に示すレジスタを介して，被除数と除数を受け取り，商と剰余を返す。 数値は全て 32 ビットの符号なし整数とし，除数は０でないものとする。
   9
  10 表1 パラメタの受渡し方法
  11                 上位語（上位 16 ビット）      下位語（下位 16 ビット）
  12 入力  被除数       GR1     GR2
  13         除数  連続する2語に，上位 16 ビット，下位 16 ビットの順に格納し，上位語のアドレスを GR3 に設定
  14 出力  商     GR1     GR2
  15         剰余  GR4     GR5
  16
  17 (2) 副プログラム DIV から戻るとき，汎用レジスタ GR6, GR7 の内容は元に戻す。
  18
  19 設問1.
  20 プログラム1中の に入れる正しい答えを，解答群の中から選べ。
  21
  22 a に関する解答群
  23
  24 ア ADDL GR1,0,GR3    イ ADDL GR1,=1     ウ ADDL GR2,1,GR3
  25 エ ADDL GR2,=1     オ ADDL GR4,0,GR3    カ ADDL GR5,1,GR3
  26
  27 b に関する解答群
  28
  29 ア JMI ADJ2     イ JMI CONT     ウ JOV ADJ2
  30 エ JOV CONT     オ JPL ADJ2     カ JPL CONT
  31
  32 設問2.
  33 10進表記で 0～99999 の値の整数を32ビット符号なし整数として与えたとき，DIV を用いて10進数文字列に変換する副プログラム BTOD を異なるアルゴリズムで2種類作成した。プログラム2は10進表記の上位桁から求めるものであり，プログラム3は10進表記の下位桁から求めるものである。プログラム2，プログラム3中の　に入れる正しい答えを，解答群の中から選べ。
  34 BTOD は32ビット符号なし整数の上位語を GR1 に，下位語を GR2 に，変換結果を格納する領域の先頭アドレスを GR3 に設定して呼び出される。
  35 変換後の10進数文字列は5語の領域に格納される。ただし，5桁に満たない場合は上位桁に"0"が補われる。対象数値が16進表記で 0000054D の場合の実行結果を，次に示す。
  36 pm12_3.gif/image-size:317×50
  37 副プログラム BTOD から戻るとき，汎用レジスタ GR1～GR7 の内容は元に戻す。