32ビット論理加算のCASLプログラムaddl32を作成
[YACASL2.git] / doc / yacasl2.texi
1 \input texinfo   @c -*-texinfo-*-
2 @c %**start of header
3 @setfilename yacasl2
4 @settitle YACASL2
5 @c %**end of header
6
7 @copying
8 Copyright @copyright{} 2010 j8takagi
9 @end copying
10
11 @titlepage
12 @title YACASL2 -Linux上で動作するCASL2処理系-
13
14 @c The following two commands start the copyright page.
15 @page
16 @vskip 0pt plus 1filll
17 @insertcopying
18 @end titlepage
19
20 @c Output the table of contents at the beginning.
21 @contents
22
23 @insertcopying
24
25 @chapter YACASL2の概要
26
27 @cindex chapter, first
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29 YACASL2は、Linux上で動作するオープンソースのCASL II処理系です。
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31 CASL IIは、情報処理試験で用いられるアセンブラ言語で、仕様も公開されています。
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33 @uref{http://www.jitec.ipa.go.jp/1_00topic/topic_20081027_hani_yougo.pdf, 試験で使用する情報処理用語・プログラム言語など(2008年10月版)[PDFファイル]-別紙 1 アセンブラ言語の仕様}
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35 YACASL2は、CASL IIの仕様に準拠した動作をします。
36 そのため、情報処理試験の問題をはじめ、各種参考書やサイトに記載されたCASL IIのプログラムをそのまま動作させることができます。
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38 また、本パッケージ中にCASL IIプログラムのサンプルが多数収録されています。
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40 YACASL2は、「通常の処理系」として動作します。ほかの多くのCASL IIエミュレーターと違い、デバッガーとして動作したり、コンピューター内部の模式図を表示したりすることはありません。そのかわり、YACASL2は、次のような動作内容をすべてテキストで出力します。
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42 @enumerate
43 @item
44 ラベルとアドレスの対応
45 @item
46 アセンブラ結果
47 @item
48 実行時のレジスタの内容
49 @item
50 実行時のメモリの内容
51 @end enumerate
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53 出力された動作内容は、GNU/Linuxのさまざまなツール、たとえばhead, tail, grep, diffなどを使って解析できます。
54
55 @bye