https://www.jitec.ipa.go.jp/1_04hanni_sukiru/mondai_kaitou_2011h23_2/2011h23a_fe_pm_qs.pdf P.56 - P.59 次のアセンブラプログラムの説明及びプログラムを読んで,設問1,2に答えよ。 〔プログラム1の説明〕 除算を行う副プログラム DIV である。 (1) DIV は表1に示すレジスタを介して,被除数と除数を受け取り,商と剰余を返す。 数値は全て 32 ビットの符号なし整数とし,除数は0でないものとする。 表1 パラメタの受渡し方法 上位語(上位 16 ビット) 下位語(下位 16 ビット) 入力 被除数 GR1 GR2 除数 連続する2語に,上位 16 ビット,下位 16 ビットの順に格納し,上位語のアドレスを GR3 に設定 出力 商 GR1 GR2 剰余 GR4 GR5 (2) 副プログラム DIV から戻るとき,汎用レジスタ GR6, GR7 の内容は元に戻す。 設問1. プログラム1中の に入れる正しい答えを,解答群の中から選べ。 a に関する解答群 ア ADDL GR1,0,GR3 イ ADDL GR1,=1 ウ ADDL GR2,1,GR3 エ ADDL GR2,=1 オ ADDL GR4,0,GR3 カ ADDL GR5,1,GR3 b に関する解答群 ア JMI ADJ2 イ JMI CONT ウ JOV ADJ2 エ JOV CONT オ JPL ADJ2 カ JPL CONT 設問2. 10進表記で 0~99999 の値の整数を32ビット符号なし整数として与えたとき,DIV を用いて10進数文字列に変換する副プログラム BTOD を異なるアルゴリズムで2種類作成した。プログラム2は10進表記の上位桁から求めるものであり,プログラム3は10進表記の下位桁から求めるものである。プログラム2,プログラム3中の に入れる正しい答えを,解答群の中から選べ。 BTOD は32ビット符号なし整数の上位語を GR1 に,下位語を GR2 に,変換結果を格納する領域の先頭アドレスを GR3 に設定して呼び出される。 変換後の10進数文字列は5語の領域に格納される。ただし,5桁に満たない場合は上位桁に"0"が補われる。対象数値が16進表記で 0000054D の場合の実行結果を,次に示す。 pm12_3.gif/image-size:317×50 副プログラム BTOD から戻るとき,汎用レジスタ GR1~GR7 の内容は元に戻す。