X-Git-Url: http://j8takagi.net/cgi-bin/gitweb.cgi?p=YACASL2.git;a=blobdiff_plain;f=doc%2Fyacasl2.html;h=e203e8f16754ad2e447ea605be43d52f0eb68543;hp=da549406ce295139f5ca88234134f322f74d7285;hb=d998766540ffc4332d6212a76a38a2242419ffa5;hpb=1581cd076b7917f7687a105093c1c04e18e400e7 diff --git a/doc/yacasl2.html b/doc/yacasl2.html index da54940..e203e8f 100644 --- a/doc/yacasl2.html +++ b/doc/yacasl2.html @@ -191,8 +191,23 @@ pre.example em {
  • 使用例
  • 5.5 L2STR - l2str.casl +
  • 5.6 MAX - max.casl +
  • 5.7 MINIM - minim.casl +
  • 5.8 MULA - mula.casl
  • 5.9 MULL - mull.casl
  • 5.10 OUTA - outa.casl @@ -209,7 +224,7 @@ pre.example em {

    1 YACASL2の概要

    -

    YACASL2は、Linux上で動作するオープンソースのCASL II処理系です。CASL IIは情報処理試験で用いられるアセンブラ言語で、次の資料により仕様が公開されています。 +

    YACASL2は、UNIX/Linuxのコマンドラインインターフェイスで動作するオープンソースのCASL II処理システムです。CASL IIは情報処理試験で用いられるアセンブラ言語で、次の資料により仕様が公開されています。

    試験で使用する情報処理用語・プログラム言語など(2008年10月版)[PDFファイル] @@ -240,11 +255,11 @@ YACASL2の動作はCASL IIの仕様に準拠しているため、情報処理試

    YACASL2は、LinuxやMac OS Xなど、UNIX系のOS上で動作します。現在動作を確認しているのは、次の環境です。

    インストール時に、tar、gcc、makeが必要です。Linuxの場合は、標準でインストールされていることが多いと思います。Mac OS Xの場合、Xcodeをインストールしてください。 @@ -260,11 +275,14 @@ YACASL2の動作はCASL IIの仕様に準拠しているため、情報処理試

    2.1 YACASL2ファイルのダウンロード

    次の場所から最新版のtar.gzファイルをダウンロードします。 -

    -GitHub/j8takagi/YACASL2のダウンロードページ -
    -

    続けて、対応するmd5sumファイルをダウンロードします。 +

    + +

    または、githubのダウンロードページからダウンロード、

    @@ -272,7 +290,7 @@ YACASL2の動作はCASL IIの仕様に準拠しているため、情報処理試

    ダウンロードが完了したら、md5sumとdiffで正しくファイルがダウンロードができているかを検証します。 -

      $ md5sum yacasl2.tar.gz | diff -s yacasl2.tar.gz.md5sum -
    +
      $ openssl md5sum yacasl2.tar.gz | diff -s yacasl2.tar.gz.md5sum -
       Files yacasl2.tar.gz.md5sum and - are identical
     

    @@ -776,12 +794,15 @@ YACASL2のコマンドとオプションについて解説します。

    -O[<OBJECTFILE>]
    --assembleoutonly[<OBJECTFILE>]
    アセンブル結果をオブジェクトファイル<OBJECTFILE>に出力し、終了します。出力されたオブジェクトファイルは、comet2で実行できます。オブジェクトファイルを指定しない場合、出力先はa.oです。オブジェクトファイルは1つだけ指定できます。 -
    -t
    --trace
    --tracearithmetic
    プログラム実行中のレジスタの値を次の形式で表示します。<値の10進数表現>は符号の付いた10進数です。範囲は-32768から32767です。 +
    -t
    --trace
    --tracearithmetic
    プログラム実行中のレジスタの値を次の形式で表示します。 -
           <PR値の16進数表現>: <レジスタ>: <値の10進数表現> = <値の16進数表現> = <値の2進数表現>[ ='文字']
    +     
           <PR値の16進数表現>: <レジスタ>: <値の10進数表現> =
    +       <値の16進数表現> = <値の2進数表現>[ ='文字']
     
      -
    • <PR値の16進数表現>と<値の16進数表現>は、先頭に#が付いた4けたの16進数で表されます。範囲は、#0000から#FFFFです +
    • <PR値の16進数表現>と<レジスタ>、<値の16進数表現>は、4けたの16進数で表されます。<PR値の16進数表現>と<値の16進数表現>には、先頭に#が付きます。範囲は#0000から#FFFFです + +
    • <値の10進数表現>は符号の付いた10進数です。範囲は-32768から32767です。
    • <値の2進数表現>は、16けたの2進数で表されます。範囲は、0000000000000000から1111111111111111です @@ -934,7 +955,7 @@ YACASL2のコマンドとオプションについて解説します。 A DC -1 END
    -
      $ casl2 call_abs.casl $CASL2LIBDIR/abs.casl $CASL2LIBDIR/outa.casl
    +
      $ casl2 call_abs.casl $CASL2LIBDIR/abs.casl $CASL2LIBDIR/outa.casl \
         $CASL2LIBDIR/divl.casl $CASL2LIBDIR/rev.casl
       1
     
    @@ -1000,7 +1021,7 @@ YACASL2のコマンドとオプションについて解説します。 ELEN DC 5 END
    -
      $ casl2 call_diva.casl $CASL2LIBDIR/diva.casl $CASL2LIBDIR/divl.casl
    +
      $ casl2 call_diva.casl $CASL2LIBDIR/diva.casl $CASL2LIBDIR/divl.casl \
         $CASL2LIBDIR/outa.casl $CASL2LIBDIR/abs.casl $CASL2LIBDIR/rev.casl
       -128
       -127
    @@ -1058,7 +1079,7 @@ YACASL2のコマンドとオプションについて解説します。
       ELEN	DC	5
               END
     
    -
      $ casl2 call_divl.casl $CASL2LIBDIR/divl.casl $CASL2LIBDIR/outl.casl
    +
      $ casl2 call_divl.casl $CASL2LIBDIR/divl.casl $CASL2LIBDIR/outl.casl \
         $CASL2LIBDIR/rev.casl
       256
       254
    @@ -1110,7 +1131,7 @@ YACASL2のコマンドとオプションについて解説します。
       ELEN	DC	5
               END
     
    -
      $ casl2 call_divl.casl $CASL2LIBDIR/divl.casl $CASL2LIBDIR/outl.casl
    +
      $ casl2 call_divl.casl $CASL2LIBDIR/divl.casl $CASL2LIBDIR/outl.casl \
         $CASL2LIBDIR/rev.casl
       256
       254
    @@ -1119,14 +1140,76 @@ YACASL2のコマンドとオプションについて解説します。
     
     

    5.5 L2STR - l2str.casl

    +

    符号なし整数を文字列に変換する + +

    入力

    + +
    +
    GR1
    符号なし整数 + +
    GR2
    変換した文字列を格納するアドレス +
    + +

    出力

    + +
    +
    GR0
    文字列の長さ +
    + +

    依存する副プログラム

    + +
      +
    • DIVL +
    +

    5.6 MAX - max.casl

    +

    連続した複数のWORDを符号付き整数とみなして最大値を返す + +

    入力

    + +
    +
    GR1
    WORD値を格納したアドレス + +
    GR2
    値の個数 +
    + +

    出力

    + +
    +
    GR0
    最大値 +
    + +

    依存する副プログラム

    + +

    なし +

    5.7 MINIM - minim.casl

    +

    連続した複数のWORDを符号付き整数とみなして最小値を返す + +

    入力

    + +
    +
    GR1
    WORD値を格納したアドレス + +
    GR2
    値の個数 +
    + +

    出力

    + +
    +
    GR0
    最小値 +
    + +

    依存する副プログラム

    + +

    なし +

    5.8 MULA - mula.casl