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インストール時にコマンド実行の確認に使ったhello.caslは、次のような内容です。 CASL IIのマクロ命令OUTは、文字列を出力します。
$ cat hello.casl MAIN START OUT OBUF,LEN RET OBUF DC 'Hello, World!' LEN DC 13 END
次のコマンドを実行すると、CASL II のアセンブルと仮想マシン COMET II 上での実行が連続で行われ、文字列が出力されます。
$ casl2 hello.casl Hello, World!
addl.caslは、3と1の和を求めます。
$ cat addl.casl ;;; ADDL r,adr MAIN START LD GR1,A ADDL GR1,B RET A DC 3 B DC 1 END
このプログラムには出力命令がないため、オプションなしで実行した場合には結果が出力されません。
$ casl2 addl.casl $
実行内容を確認するには、後述のようにCPU 内にあるレジスタやメモリの内容を表示するか、結果を出力するための処理を追加する必要があります。