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YACASL2のas/casl2libディレクトリには、CASL IIで記述されたライブラリファイルが格納されています。
このフォルダには、たとえば次のようなプログラムが含まれています。
outl.casl。 GR1に格納された値を、0以上65535以下の整数として出力します。
outa.casl。 GR1に格納された値を、-32767以上32767以下の整数として出力します。
mull.casl。 GR1とGR2に格納された値を0以上65535以下の整数と見なし、積をGR3に格納します。
divl.casl。 GR1とGR2に格納された値を0以上65535以下の整数と見なし、商をGR3、剰余をGR0に格納します。
3と1の和を求めるaddl.caslで演算結果を出力するには、まずaddl.caslを編集します。
CASL IIのCALL
命令でOUTL
を副プログラムとして呼び出します。
$ cat addl_outl.casl MAIN START LD GR1,A ADDL GR1,B CALL OUTL RET A DC 3 B DC 1 END
変更したらcasl2
を、複数のファイルを指定して実行します。
$ casl2 addl_outl.casl ~/yacasl2/as/casl2lib/outl.casl 4