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comet2
の呼び出しcomet2
は、引数として指定されたオブジェクトファイルを仮想マシンCOMET II上で実行します。
オブジェクトファイルは、casl
に-oまたは-Oを指定して出力します。
$ comet2 hello.o
引数で指定できるオブジェクトファイルは1つだけです。 引数が指定されない場合は、エラーメッセージを表示して終了します。 複数の引数を指定した場合、2番目以降の引数は無視されます。
comet2
は、次のオプションを指定できます。
プログラム実行中のレジスタの値を次の形式で表示します。
<値の10進数表現>
は符号の付いた10進数です。
範囲は-32768から32767です。
<PR値の16進数表現>: <レジスタ>: <値の10進数表現> = <値の16進数表現> = <値の2進数表現>[ ='文字']
<PR値の16進数表現>
と<値の16進数表現>
は、先頭に#
が付いた4けたの16進数で表されます。
範囲は、#0000
から#FFFF
です
<値の2進数表現>
は、16けたの2進数で表されます。
範囲は、0000000000000000
から1111111111111111
です
[ ='文字']
は、レジストリの値が「文字の組」の範囲に含まれる場合に表示されます。
例えば、次のように表示されます。
#0002: GR1: 3 = #0003 = 0000000000000011
表示されるレジスタには、次の種類があります。
GR0 GR1 GR2 GR3 GR4 GR5 GR6 GR7
汎用レジスタ
SP
スタックポインタ
PR
プログラムレジスタ
FR
フラグレジスタ
-tと同じように、プログラム実行中のレジスタの値を表示します。
ただし、-tと異なり、<値の10進数表現>
は符号の付かない10進数です。
値の範囲は0から65535です。
メモリの内容をすべて表示します。
実行時のメモリサイズ<MEMORYSIZE>を0から65535の範囲で指定します。 指定しない場合、512です。
実行時のクロック周波数<CLOCKS>を0より大きい整数で指定します。 指定しない場合、5000000です。
comet2
のバージョンを表示して終了します。
comet2
の使用方法を表示して終了します。